「写真家」と「フォトグラファー」の違いについて

「写真家」と「フォトグラファー」の違いについて

3月になりましたね。
私はアレルギーのせいでしょうか。
じっとパソコンの画面を眺めていると、頭がぼうっとしていつの間にか寝てしまっています(笑)

さて、
写真を生業とする人にはざっくりですが、
「写真家」と「フォトグラファー」という大きな肩書がありますよね。

そこに疑問を持ったことがある方もいらっしゃるんではないでしょうか。

さて、それぞれにどんな差があるのか、、、
実はここには、決定的な定義は存在しません。

ただ、世の中の流れとして、こういう傾向がある。という紹介をしていきます。

ちなみに現在の私は自身を「フォトグラファー」と分類しています。
これからはあくまで個人的な意見として述べさせていただきますね。

ではその違いはなんなのか、、、

芸術家やデザイナーなどで考えるとわかりやすいかもしれません。
芸術家とはアーティストが自身で自分の考えで絵描き、それを周りに判断してもらい、価値をつけてもらう。
一方、デザインナーは、クライアントがいて、発注を受けることでデザイナーが絵を描き、価値をつけてもらう。
というように、そもそもの発信が違います。

「写真家」は「芸術家」
「フォトグラファー」は「デザイナー」

という認識で日々撮影しています。
私の前職はテレビ制作会社でテレビディレクターをしていました。
もちろん、自分の考えで番組を制作するわけではありません。
視聴者が最初にいて、どんなものが視聴者の方々にとって見たい番組なのか、
どんな情報を知りたがっているのかを考えて、ディレクションしていくという作業になります。

その作業スキルが身に染みている自分は、クライアントがいて、
どんな写真を欲しているのかを十分理解し、さらに頼んでよかった、
またお願いしたいと思ってもらうレベルまでに押し上げ写真としてカタチに残すことを得意としています。

どんな世界にももちろんプロという職業があります。

写真や文章にしてもご自身で撮影ももちろんできます。
文章を自分で書くことも可能です。

でも、なぜプロがいるのか、、、。

写真撮影を依頼していただけるクライアントに言っていただいた嬉しい言葉があります。
「やっぱりプロは違うな。写真が奇麗なのは当たり前だけど、その中に俺らの仕事に対する意思や気持ち、
 その他のいろんな情報も入ってんだもんなあ。」と。

これはとても嬉しかったですね。

今後も

頼んでよかった。。。

と思える写真を撮っていきたいと思います。
写真は撮るだけじゃありません。
クライアントと打合せをし、きちんと理解することから始まります。

コロナ禍でいろんな業種が今、困窮している中、
写真や動画制作を通して少しでも役に立てたら幸いです。

今日からなんと30%offでお請けすることとなりました。

友人の飲食店での厳しい状況などを見て決意しました。

どうぞ、気軽にお問合せください。

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