【撮影案件獲得】上場企業案件の写真撮影を請けるために③

【撮影案件獲得】上場企業案件の写真撮影を請けるために③
撮影風景

前回から引き続き、上場企業様の案件撮影を獲得するブログを書きましたが、
さらに具体的に説明をしていきたいと思います。

今回の内容は、
・ビジネスマンとしての会話スキル
・自分の見せ方

この2点を詳しく解説していきます。

特に難しいことではありません。
相手を気遣い、相手の気持ちいいふるまいをしながら、撮影を行う。
ということです。

私もいつもできているということではありません、
そういった姿勢が写真にも表れるし、被写体の表情にも出てしまうので、
結果、写真のできに繋がる、ということです。

私は元々フォトグラファーではありません、
前職はテレビディレクターです。

なので、根っからの技術職の人間ではありません。
未だに、自分では技術的に劣っていると思い、
長年カメラに携わっている人に対して劣等感があるのは否めません。

しかし、そこでカバーするのが、
前職を活かした人の気を読む力です。

被写体の、気持ちなどを多少なり読むことができます。
撮ることに専念しすぎて被写体を置いてきぼりにすることもありません。

そういった前職のテレビディレクターという仕事で培った糧が今、生きていると思っています。

会話ひとつにしてもそうです。

家族写真やウエディングを長年撮っているカメラマンにありがちなのですが、
少々わざと丁寧語を使用せず、接することで被写体との距離を縮めようとするテクニックです。
企業案件では、これは基本NGです。

あくまで丁寧語で、真摯に向き合う。
これがまずは第一のマナーです。

企業様から直接案件を頂いているならいいかもしれませんが、
仲介業者さんがいる場合、そこにすら今後の仕事に対して迷惑をかける恐れがあります。

見せ方としては、
企業様の要望、仲介業者の要望、
そして自身のこう撮りたいという自身の要望、
それらをバランスよく取り込み、撮影することです。
何もすべてをいうがままに、撮る必要もありません。
意見を言うことも大切ですし、自身にしかない撮影法を提示するのは必要です。

先日もカメラアシスタントさんに
「会話の間がとても勉強になる、自然に会話をしていて相手も嫌がることなく、撮影したい方向へと自然と導いている」
と言ってくれました。
自分では、その気はなかったですが、そう見ていてくれてとても嬉しかったです。

撮影終わりは、確かにどっと疲れるので、やはり気はうんと使っているのでしょうね。

企業案件は多くの時間、撮影することは少ないです。
数十分でいかに、成果をあげるかが勝負です。

そういうところは私に向いているところであると思っています。

次回は
「空気を読む」

ということについてお話していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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