【社内報担当者必読】社内報撮影の基本 ③「対談・座談会撮影」

【社内報担当者必読】社内報撮影の基本 ③「対談・座談会撮影」

好評いただいております、
社内報制作必見、作成ポイントの三回目 対談・座談会撮影です。

企業ならではの順守すべきルールなどもあり、
社内報などはじめ、作り方は様々ですが、
写真撮影はやり直しができず失敗が許されないため、多くの社内報担当者を悩ませていらっしゃるそうですので
撮影においてそのコツをまとめてみましたので参考にしていただければ幸いです。

第三回目の今回は対談・座談会撮影の時に気を付けるべきポイントは、
社内報でよく取り上げられる企画の一つです。
撮影者は、撮影をスムーズに行うために、事前に全体の流れを把握し、入念な準備をしておくことが大切です。

事前準備
①会場をチェック
部屋が狭すぎると全員を1枚の写真に入れられないことがあるので要注意。
また、参加者全員を1人ずつ左右両側から撮影するため、
会場の全ての角度を撮影することになります。
ゴミ箱やホワイトボードなど不要なものが写り込まないよう、事前の片付けを徹底しましょう。

ここで一番重要なのは自然光、太陽光が撮影時間にどのくらい、どこから入るかも、要検討の材料となります。

➁座席をセッティング
3~4名の座談会では、テーブルの角を利用したL字型の座席配置がオススメです。
座談会開始後は、参加者の座る位置を変更することができないので、座談会開始前に座席を決めましょう。

③不要なものが映らないように移動させる
テーブルの上の名刺や社外秘資料、ペットボトルやハンカチなどが写真に写らないように、
参加者の方に声をかけて片付けてもらいます。
事前に決定した席順でうまく写真が撮れそうにない場合は、当日席順を変えてもらうようにお願いすることも必要です。

座談会撮影中
①直観的に内容がわかるカットを撮影する
掲載する原稿に適した写真を撮るために、
対談や座談会の撮影では話を聞くことも大切です。
例えば真剣な話をされているのに、笑顔の写真では違和感があります。
対談に耳を傾け、内容に注意ながら撮影するのが大切です。

➁縦横無尽に撮影する
3名以上が参加する座談会はかなりのスピードで話が展開されます。
その上、全員を同時に撮影する写真だけではなく、
1人ひとりが話している写真を撮る必要があります。
参加者全員の良い表情を撮影するためには、会場を縦横無尽に撮影し、
全員が同数 カット写るよう心がけると、紙面編集時の自由度が高まります。

補足で、セミナー・研修:イベントの特徴を捉える場合ですが、
遠くから撮影した全体写真だけでは、なかなかその研修の内容を伝えることはできません。
「その研修ならでは」の特徴を捉えるために、以下のことに注意して撮影を行います。

1会場の雰囲気を伝えるヒキ (全体) を撮る
何が行われているのか、参加者が何人ぐらいなのか、など研修の状況がわかる写真を撮影します。

2ポイントとなるヨリ (アップ) もおさえる
講師の顔や、投影されたスクリーン、配布されたアイテムなど、全体の写真では小さすぎてわからないものを大きく撮影します。

イベントの進行やスケジュールを事前に把握しておくことで、「ヨリの撮影をスムーズに行うことができます。撮影時には講師や参加者の邪魔にならないように注意。

3余裕があればアクセントとなるサブカットを撮影
セミナーや研修開催前の会場の看板や参加者の表情など、当日の様子を表す写真を押さえておくと、より研修の特徴を捉えた誌面を構成することがでます。

他、表彰式など、各種企業では撮りそこなうことのできないイベントが盛りだくさんあります。
入念な準備がどれも必須となります。
それは自身の心の余裕にもつながりますので、しっかりと時間の余裕をもって事前準備に取り組んでみてください。

それでは読んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
また、次回のブログをどうぞ宜しくお願いいたします。

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