
実は無類の映画好きである。
前回のブログを読んでくださった人ならわかるだろうが、
私は映画が好きだ。
しかも、「令和な見方」でなくて「昭和な見方」が楽しい人である。
観た映画を紹介したくなったのでブログに書いてみることにする。
今回紹介したいのは「モンキーマン」
そもそもデヴ・パデルという男をご存じだろうか。
子役で主演した言わずと知れた傑作映画
「スラムドッグ$ミリオネア」
https://moviewalker.jp/mv37963/

や、
青年時に主演した実話を基にした感動映画
「LION/ライオン ~25年目のただいま~」

などで主演を務めたインドの名優のひとりである。
そんな彼が、大人になり、
なんと8年の歳月をかけて、自身で脚本・監督・主演をこなしたというから
観ないわけにはいかない。
しかも、昭和な見方をしなければならないので(笑)、映画館に行くべきだ。
アクションシーンなんてキアヌリーブスの「JOHN WICK」のスタッフが関わっている
なんて聞いたら見たさ満開。
ネット予約なんてしない。
行って、窓口で受付をして、空いている席を提示され、
自身の今までの経験値で席を勝ち取る行為が好きだ。
劇場キャパと、上映時間と、人気度と、自身の映画への向かい方などを総動員し、
一番後ろの真ん中辺りを選択。
座ってみて愕然。
席にはご老人しかいない。。。
しかも4人。。
名古屋だから?
不人気作品だから?
驚愕のあまり、始まりの広告上映はあまり覚えていない。
気を取り直して見始める。

にしても、このキャッチコピー誰が考えたんだ。
最高だ。
間違いなくこのコピーを考えた人と親友になれる、、くらい、好きな感性。。
そもそもちょっとした告白ですが、
自分はフォトグラファーを18年ほどしています。
が、ちゃんと弟子になったり、スタジオに入ったり、学校に行ったりして
学んだことはないのです。
それがちょっと負い目でもあり、自負でもあるのが本音。
勉強と言えば映画ばかり観てきたのが唯一か、
否、ウエディングを10年スナップをやってきてけちょんけちょんにダメ出ししてくれた
当時のクライアントさんにも今となってはとても勉強させていただいたので感謝しきりなのです。
さてさて、映画の感想ですが、
感想。。。。。
星2つ。
期待値が大きすぎた
スラムドッグ$ミリオネアを模倣したシーン多し。
スラムドッグ$ミリオネアを超えた模倣シーンはトゥクトゥクでのインドの狭い街中の逃亡劇。
ここはとても見応えあるシーンの連続だ。
内容は、とても言いたいことはわかる。
しかし、そこまでして復習しなければならない主人公の気持ちにあまりに近づけない。
画で魅せるいい映画だったが、もう少しセリフとして、構成として気持ちの描写的な説明があっても良かったかなと思う。
なんだか、書いていて、もう一回観たいと思えてきたので、やはり星3つ!
彼のやりたいことがてんこ盛りに詰まった121分。
ネタばれになるので内容はこれまでとする。
ぜひ、皆様の感想もお聞きしたいものだ。