極撰 ちょっとした子供の撮影テクニック ベスト3

極撰 ちょっとした子供の撮影テクニック ベスト3

フォトグラファーになり、今年で16年目を迎えます。
今まで様々な被写体を撮ってきましたが、
その中で「子供」というのは、いつも違う表情を見せてくれて
撮るのは難しいですが、撮れた時の喜びは大きいものですよね。

そこで、今日はお子さんを撮るときの3つのポイントをお教えしちゃいます。
お役に立てれば幸いです。

お子さんを撮る必勝テクニック①
–子猫になったつもり撮影!–
とにかくカメラマンが低い位置から撮ること。
これだけで劇的に印象が変わります。
上からですとどうしても上から目線の写真になりがち。
下からだと子供の目線と同等ですので、親近感バッチリのいい表情が撮れます。
さらに、後ろの背景に関しても、上からだと床がメインになってしまいますが、
低く撮ることによって、後ろの背景が活かされ、奥行き感のある写真に仕上がるんです。
低くから撮るだけ!
ぜひ、試してください。

お子さんを撮る必勝テクニック➁
–デジタルカメラの特性を活かせ!–
奇跡の一枚を撮る、これはよく言われることですが、
昔のフィルム違い、現在はデジタルですから、躊躇なく連射をしましょう。
子供の瞬き、動きは読みにくいものです。
そこを、よーし、最高の一枚を撮るぞーと言ってもとても難易度が上がってしまい。
結局撮れないと、落ち込んだりしてしまいます。
それより、きちんと連射設定をして、いい表情をセレクトして、良い1枚を選ぶことが大事です。
今日のお子様はもう明日いないのです。
今をたくさん撮りましょう。

お子さんを撮る必勝テクニック③
–晴れは敵!–
よく天気のいい日だからお子様の写真を撮るぞー!と意気込む方も多いと思いますが
この時代、外に行くには基本子供は帽子を被るのが必然ですね。
そうなると、、、、晴れると、顔に大きな黒い影が出てしまいます。
人間の目で見ると、さほど影が出来ていないように見えますが、
写真に撮ると、目元が真っ暗、なんて経験ありませんか?
人間の目は自然と、露出補正してくれているので、写真を撮った時より、はっきり見えるのです。
写真は、ちゃんと影は影として表現してくるので、基本帽子を被ったお子様の顔は暗いはずです。
そこで、いつも我々が求める天気はやはり、「曇り」です。
曇りは太陽の光を雲が綺麗に拡散してくれて、子供の顔をやさしい表情に見せます。
目元の影も薄くなり、きちんと表情も見えるでしょう。
どうしても晴天の中で撮る場合は、帽子を取る、ストロボを当てるなどの対策が欲しいですね。

以上、3点。
今、おでかけするのにとてもいい気候ですね。
ぜひ上記の3点を心がけてお子様のベストショットを撮っていただければ幸いです。

ではまた。オフィスリノンでした。https://www.o-rinon.com/

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