上場企業案件の写真撮影を請けるために➁
企業撮影

前回、上場企業様の案件撮影を獲得するブログを書きましたが、
今回はより具体的に説明をしていきたいと思います。

今回の内容は前回お伝えした、
①絶対的なスキル
➁臨機応変さ

この2点を詳しく解説していきます。

①の絶対的なスキル
ですが、クライアントは当たり前ですが、
絶対的なスキルを要望しています。

それは、なぜかと言うと
「時間が無い」からが大きな理由かと思われます。

先日もある企業の撮影が決まったのですが、下見に3日かけました。
撮影時間が20分しかないが5か所ほどでの、社長、会長2人での撮影。
時間が無いから、いかに効率よく、いい写真がスムーズに撮れるか、
そこの勝負です。
撮るたびに、何度もモニターを見て、照明の位置を変える。
クライアントのわからない、セッティング待ちがある。
そういうのはマイナスに働きます。
私は、現場ではよく話すかもしれません。
普段は無口ですが、仕事になると、時間を有効に使うためたくさん話します。
・被写体の表情の作り方
・位置移動のさりげないお願い
・今、自分が何をやっているかを伝え、待ち時間を短く感じさせる。
など、とても多く話しています。
言い方を変えれば、現場にいる人たちに指示をだしているのです。
命令されていない感覚で、相手が動いてくれるよう努めています。

撮影のスキルが大事なのは、
すぐに使える写真を撮れないと、時間を要してしまうことになりかねない、というのが一番の問題です。

そこは➁の臨機応変にもつながるのですが、
現場で、会長様の一声で、変わることもしばしばです。

沢山ロケハンをし、ガチガチに固めたプランも
当日変更することで、照明セッティングプランが変わってきます。

しかし、終わり時間は刻一刻と近づきます。

どんな状況だろうと、使えるレベルの写真を撮ることができる。
そのスキルをまずは身に着けることが大事です。

そのようなスキルの身に着け方は、様々だと思われますが、
待たせてないように思わせる撮り方、臨機応変に発揮できるセンス、
内心焦っていても表情には決して出さない余裕の見せ方などによって、
色々時間の無さをカバーすることもできます。

自分で書いておきながら考えただけでもまた胃が痛みますが、そのような気の張った現場を成功させるために入念な準備を心がけましょう。

次回は引き続き、企業案件の撮影の極意を解説していきます。https://www.o-rinon.com/

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