元テレビディレクターが教える 動画制作のキホン➁

元テレビディレクターが教える 動画制作のキホン➁
動画制作のキホン

一気に寒い日がやってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
コロナも東京で過去最低の感染者数となり、
徐々に回復傾向を見せております。
ここで気を抜くことなくお過ごしいただければと思っている今日この頃です。

さてさて、前回よりやってまいりました、
元テレビディレクターが教える動画制作のキホンシリーズですが、
今日は第二回目をつづってまいりたいと思います。
前回は①として、
「なぜ?の気持ちを大切に」という話をしました。
過去ブログhttps://o-rinon.com/blog/2021/11/19/post-216/

本日はその二としまして、

キホンのキホン
➁言いたいことをぎゅっと絞る

ということです。
この基本というのは、あくまで私の主観であることをご了承ください。

ある実験が過去に行われました。
それは、一つの部屋に、数着の服を用意する場合、と何百という数の服を用意し、
好きな服を1着、プレゼントするという実験です。

当たり前ですが、少ない数の部屋ではみんな、すぐに選ぶことができ、もらっていきます。
しかし、数の多い部屋ではみな、悩み、中には、プレゼントを辞退する方も多くいたそうです。

以上のことから、もらう情報は少ない方が、理解しやすく、決定しやすい。よって今回はプレゼントされるという行為ですが、
自分の欲求を即座に伝え、服をもらう、ということが可能になったわけです。

これは非常に興味深い実験で、もちろん動画作りにも当てはまります。

人は機械ではありませんから、自分の趣味嗜好などにより、情報を取捨選択し、
ある一定方向に進む傾向にあります。

動画作りにもそれを応用すべきだと感じています。

例えばひとつのペンにしても、実は様々な企業努力が商品に詰め込まれていると思います。
しかし、それら全部を人に訴えることは不可能ですし、嫌がられます。

よって、1つ2つの興味に絞ること。
これがとても大事になります。

何を見せたいのか、何を受け取ってもらいたいのか、よく熟考して撮影に挑むことが必要になります。

動画制作においては、撮影するまでの工程がとても重要になってきますので、
どうぞ、次の機会には上記のことをちょっと頭の片隅に入れて、動画制作を行うのもいいかもしれません。
次回は動画制作のキホン③を紹介していきます。

読んでくださりありがとうございました。

最近はコロナ禍でセミナーもなかなか開催できないことが多いです。
個人レッスンなども受け付けていますので
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